
フリーランス25年やってきて、ずっと感じていた違和感がありました。
私の基本的な稼ぎ方は、自分でサイトを作ってアフィリエイトで収益を得るスタイルです。記事を書いて、検索から人を集めて、商品を紹介する。うまくいく月は本当によく稼げる。
でも、これには大きな落とし穴があります。
Googleのアルゴリズムが変わるたびに、収益が激変するんです。先月まで好調だったのに、翌月には10分の1になる。そういうことが、25年の間に何度もありました。
自分で作ったサイトなのに、稼げるかどうかはGoogleが決める。これって、本当の意味での「自分の資産」じゃないな、とずっと感じていました。
これって、何かがおかしいな、と。
フロー型とストック型、という考え方
最近、自分の稼ぎ方を整理するときに「フロー型」と「ストック型」という言葉をよく使っています。
フロー型は、働いた分だけ入る収入です。制作、コンサル、アルバイト。川の水みたいなもので、流れている間はいいけど、止まったら即ゼロになります。私の副業の働き方はこれでした。
ストック型は、一度作った資産が繰り返し稼いでくれる収入です。アプリ、コンテンツ、テンプレート、サブスクリプション。池に水を貯めるイメージで、一度貯まれば自分が動かなくても減らない。
フリーランスがしんどくなる理由のほとんどは、フロー型に頼りすぎているからだと思っています。
個人が安定して稼ぐ方法、安定度が高い順に
じゃあ具体的にどうするか。私なりに整理してみました。
① 継続課金(サブスクリプション)
これが最強だと思っています。
月額1,000円のサービスに100人入ってくれれば、毎月10万円が入ります。解約されない限り、翌月もその次の月も。一度仕組みができてしまえば、ゼロから稼ぎ直す必要がない。
コミュニティ、有料メルマガ、ツールの月額プラン、オンラインサロン。形はいろいろありますが、共通しているのは「月額で払い続けてもらえる価値を持つこと」です。
② デジタルプロダクト販売
テンプレート、プロンプト集、電子書籍、ノウハウをまとめたPDFなど。
在庫がいらない。原価がゼロ。一度作れば何度でも売れる。これがデジタルプロダクトの強さです。
私が今目指しているのも、AIアプリを作るときに使ったプロンプトや手順を整理して、同じことをやりたい人に販売すること。自分の経験がそのまま商品になる、という感覚があります。
③ 広告収入つきのWebアプリ・コンテンツ
アクセスがある限り自動で稼いでくれる仕組みです。
ブログのアフィリエイトがわかりやすい例です。YoutubeやInstagramなども同じですね。記事が生きている限り、寝ていても稼いでくれる。
ただし注意点があります。これはプラットフォームやアルゴリズムに左右されやすい。Googleのアップデートで一夜にして収益が激減する、というのは私自身が経験してきたことです。
③は強力だけど、単独で頼るのは危ない。ブログは資産になると言われてきましたが、実際はフロー型に近いのかも。
ちなみに私が作った月読みタロットは、広告収益よりも有料占い機能を作ってファン化を狙う方向で考えています。これは①の継続課金に近い発想で、アプリに愛着を持ってくれた人が、もっと深く使いたいと思ったときに有料で応えられる仕組みにしたいと思っています。
④ 高単価BtoB(コンサル・顧問契約)
単価が高いのは魅力ですが、体と時間を使うので本質的にはフロー型に近いです。
ただ、月額顧問契約という形にできれば継続課金に近くなります。「何かあったら相談できる人」として月額で契約してもらう形は、個人にとってかなり安定しやすい収入になります。
私が今、目指している形
正直に言うと、今の私はまだフロー型が多いです。
でも今は、個人でも価値あるものを開発できる時代になりました。
自分で作ったものが、自分が動かなくても世界中に届けられる。
そのことに気づいたとき、消耗しない稼ぎ方の入り口が見えた気がしました。
これからやりたいのは、①〜③を少しずつ積み上げていくことです。一気にはできない。でも、一本ずつ柱を立てていけば、どれかが崩れても倒れない構造になります。
最後に
いろいろ書いてきましたが、結局行き着くところはシンプルだと思っています。
集客して、自分のお客さんを持って、価値あるものを届け続ける。
これだけです。
どんな仕組みを作っても、どんなツールを使っても、最後はここに戻ってくる。人が集まる理由があって、離れたくない理由があって、お金を払いたいと思える価値がある。その3つが揃えば、プラットフォームが変わっても、アルゴリズムが変わっても、自分の商売は続いていきます。
派手な方法を探すより、地味でも価値あるものを作り続けること。
25年かけてようやくそこに気づいた気がしています。遅いけど、気づいたならやるしかない。
